百花の魁

 2月も下旬にさしかかっておりますが、

今年はこの寒さのため、梅の開花は大幅に遅れております。


別名「春告草(はるつげぐさ)」の梅は「百花の魁(ひゃっかのさきがけ)」とも言われ、

早春のまだ寒さ厳しい中でも、どの花よりも真っ先に咲き始め

「春を告げる花」とされている。


…はずなのですが、今年はさすがに寒い。。


例年、自然文化園の梅林よりも開花の遅い日本庭園の梅林は、

まだまだツボミの方が目立ち、「咲き始め」といったところ。


満開の梅林は、それはそれは華やかで美しいのですが、

(↓は昨年撮影画像)



まだ花の少ない今の時期、

せっかく梅林を訪れたからには


・梅林内を散策しながら、咲き始めている品種を探して見つける。

・じっくりとその梅の名の由来を考えてみる。

・どんどんと膨らんでいる"まん丸"のツボミを愛でながら、

これが全部咲いたら…と想像してみる。

・梅は"枝ぶり"とも言われるその枝の「趣」を楽しんでみる。

・桜と梅の違いを探してみる。


、、、などなど、

この時期ならではの楽しみ方も、実はたくさんあるのです!



日本庭園では、梅が咲くこの時期に見ごろになる花のひとつに

「マンサク」があります。


中央休憩所の西側と、東側の心字池沿い、

そして茶室千里庵の前に大きな枝を広げたマンサクの木があります。


このマンサクの花ですが、

花びらと呼ぶには戸惑ってしまうような、細いリボン状の花弁が4枚。


この花びらは、4枚それぞれに "くるくる" と畳まれ、

小さなツボミの中に収納されています。


ちょうど咲き始めのツボミを見かけたら、

是非じっくりと観察してみてください。


開花と同時に、

まるで、お祝いの「投げテープ」が、ぱーん!と投げられたような、

そんなおもしろさがあります。


寒い寒い季節を乗り越え、

もうすぐ春が来ますよ!と告げてくれる花たち。


ここから3月、4月と次々に花が咲き始めます。

あたたかな春を心待ちにしつつ、、


まずは、梅が早く見ごろを迎えますように…!








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