日本庭園 栽時記
大阪府吹田市にあります『万博記念公園』。 大阪のシンボル、「太陽の塔」 があることでよく知られる公園ですが、 この"太陽の塔"の北側には「日本庭園」があるのをご存知でしょうか? 1970年の日本万国博覧会当時に、 日本の造園技術の"粋" を集めて作られた名園です。 東西に1,300メートル、南北に200メートルと 細長い地形に 西から東に流れる せせらぎ があり、 これらに沿って 「上代」「中世」「近世」「現代」へと4つの時代を表す 造園様式が取り入れられています。 1970年の万国博覧会のテーマは 「人類の進歩と調和」 日本庭園も この水の流れに 人類の進歩 と 時の流れ を象徴させた 一つの作品として設計されました。 …と、難しい話はここまでにして、 「え。日本庭園にこんな所が??」 ・・・そんな声が聞こえてきそうですが、 実はこんなにも四季折々の表情を感じる事ができる、 とても自然豊かな庭園です。 夏には小川でホタルが飛び交うほどに、自然がいっぱい。 そして、この広い広い庭園の植栽を管理しているのが 私たち、阪神造園建設業協同組合。 雨の日も、風の日も、 酷暑の夏も、吹雪く程に冷え込む真冬も、 除草に灌水、剪定に伐採や植え替え、等々、、その他なんでも・・・! ご来園いただく皆さまに、 日本庭園でゆったりとした時間を楽しんでいただけますよう 日々努めております。 そして、そんな日々の記録や 季節毎の日本庭園のご案内を こちらもゆったりペースでご紹介していきたい、 そんなブログになればと思います。 「歳時記」ならぬ「栽時記」。 お楽しみいただけますと幸いです。 //////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 阪神造園建設業協同組合 阪神造園建設業協同組合では、良質な緑空間を造り、育て、護っていく「造る」事業と 緑に係わる技術継承や普及活動・催事をサポートする「創る」事業を二本の柱として 事...